検疫メールの確認について。

Q.　「Microsoft 365 セキュリティ：検疫にメッセージがあります」という件名のメールを受信しました。どのように対応したらよいでしょうか。

A.　機構メール（Exchange Online）のセキュリティ機能により、安全でないメールと判定されたメールは、受信トレイに配信されません（検疫）。

このメールは検疫されたメールがあることをお知らせする「検疫通知メール」となります。

「検疫通知メール」が届いた場合は、下記の通りご対応ください。

【図1】

送信元アドレス：quarantine@messaging.microsoft.com

件名：「Microsoft 365 セキュリティ: 検疫にメッセージがあります」

◆検疫の理由の主な種類（【図１】.１）

◆メールを確認する

問題のないメールか（誤検知であるか）をチェックします。

【チェックポイント】

1. 1. メールの「送信者」「件名」を確認し、不審なメールでないかを確認します。
   2. 「メッセージの確認」（【図１】.２）をクリックし、メッセージの内容を確認します。
   3. メールの「送信者」に直接コンタクトを取り、当該メールを正規の目的で送信したものかを確認します。
   4. 「マルウェア」と判定されている場合は、原則、解放しないでください。
      メールの「送信者」に「届いたメールがマルウェアとして検知された」ことを伝え、添付ファイル等に問題がないかを確認します。

〇誤検知の場合

問題がなければ「解放」（【図１】.３）をクリックします。
※検疫メールは、”安全でない”と判定されたメールです。上記のチェックポイントをよく確認し、メールの解放は慎重に行ってください。

しばらくすると受信トレイにメールが配信されます。

〇迷惑メールの場合

「受取拒否」（【図１】.4）をクリックします。

◆差出人からのメールを受け取らないようにする

「受取拒否」（【図１】.４）をクリックします。

◆検疫ページから検疫メールを確認する

1. 検疫ページ（https://security.microsoft.com/quarantine）にアクセスします。
   ※検疫通知メール「[検疫]ページ」（【図１】.6）からもアクセスできます。
   【図２】
2. 問題のないメールか（誤検知であるか）をチェックします。
   

   【チェックポイント】

   1. 1. メールの「送信者」「件名」を確認し、不審なメールでないかを確認します。
      2. 該当のメッセージをクリックし、「メッセージのプレビュー」をクリックし、メッセージの内容を確認します。（【図３】.７）
         【図３】
         
      3. メールの「送信者」に直接コンタクトを取り、当該メールを正規の目的で送信したものかを確認します。
      4. 「マルウェア」と判定されている場合は、原則、解放しないでください。
         メールの「送信者」に「届いたメールがマルウェアとして検知された」ことを伝え、添付ファイル等に問題がないかを確認します。
         
         
         
3. 誤検知の場合
   1. 「メールを解放する」（【図４】.９）をクリックします。
      ※検疫メールは、”安全でない”と判定されたメールです。上記のチェックポイントをよく確認し、メールの解放は慎重に行ってください。
      【図４】
      
   2. 「メールを受信者の受信トレイにリリースする」画面で「メッセージに脅威がないことを報告する」にチェックを入れ、「メッセージを解放する」ボタンをクリックします。
      
      
   3. 「メールが受信者の受信トレイに解放されました」画面で「完了」ボタンをクリックします。
      
      
4. 迷惑メールの場合
   1. 「検疫からの削除」（【図３】.８）をクリックし、メールを削除します。

◆その他注意事項

• 検疫されたメールを開放または削除しない場合は、「有効期限」に表示された日付以降、自動的に削除されます。
• 検疫ページの一覧にメールがある場合、検疫通知メールが送信されます。
  「削除」「解放」「受取拒否」等適宜ご対応ください。
• 「高確度のフィッシング」メールは、危険度が高いため、ご自身で解放することができません。
  誤検知である場合は、「リリースの要求」（【図１】.５）をクリックしてください。管理者に開放要求のメールが送信されます。
  管理者が安全を確認したうえで、メールが解放されます。
  ※管理者が安全でないと判断した場合は、解放されません。
  ※しばらくたっても対象のメールが解放されない場合は、下記の情報を添えて、機構アカウントヘルプセンターへお問い合わせください。
  • • 送信日時
    • 送信者メールアドレス
    • 受信者のメールアドレス
    • 件名

参考：Microsoft365 Learn

・検疫されたメッセージとファイルをユーザーとして管理する

・検疫済みメッセージに関する FAQ

共有メールボックスを確認する場合は下記記事をご参照ください。
参考：共有メールボックスに届かないメール（検疫メール）を確認する方法について。