OneDriveの保存容量の上限設定について
2024年8月、Microsoft社の仕様変更により、教育機関向けMicrosoft365テナント全体容量が大幅に縮小されました。
この影響による、現在の東海国立大学機構内での利用状況では、2025年度の早い時期にこの全体のストレージがあふれる恐れがあります。
このため、下記の通り、利用者個人に割り当てているOneDrive(※1)の保存容量に対して、Microsoft社の仕様変更に対応した上限設定を設けることを予定しております。
つきましては、利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
※1 OneDrive…OneDrive for Business(機構アカウントで利用するOneDrive)
設定変更日
2025年05月(予定)
※決定後、改めてお知らせいたします。
OneDrive容量上限設定
ライセンス | 現在 | 上限設定後 |
A1 | 100GB | 50GB |
A3 | 5TB | 50GB |
A5 | 5TB | 50GB |
参考:Microsoft365のライセンスはどこで確認するか。
※2025年度新入生および新任教職員においては、機構アカウント発行時から50GBの容量制限が適用されます。
皆様にご対応いただきたいこと(重要)
OneDriveの使用量が50GBを超えている方は、設定変更日までに50GB未満となるようOneDriveのデータを整理・削除してください。
使用量を減らすためには、「ごみ箱」からも削除をお願いします。
また、PCのOneDriveバックアップや同期を有効にしている場合は、バックアップや同期の内容を見直してください。
データ容量が多い方は、データ整理・削除にお時間がかかる場合があります。
設定変更日までに余裕を持ってご対応ください。
参考
個人のOneDriveの使用量が上限を超えた場合の影響
- OneDriveへファイルアップロードが行えません。
- OneDrive内のファイルの更新が行えません。
- Teamsの個人チャットにおいて、添付ファイルをつけることができません。
※ファイルが自動的に削除されることはありませんが、使用量が制限値内になるまでは上記の状態となります。ご注意ください。
※希望者(教員のみ)には有償でOneDriveの容量拡張に対応いたします。金額や手続きにつきましては改めてご案内いたします。
機構全体の使用量が上限値を超えた場合の影響について
- 全利用者のOutlookのメールの送受信が行えません。
- 全利用者のOneDrive、SharePoint(Teamsを含む)のデータがすべて読み取り専用となり、新しいファイルの保存や既存ファイルへの書き込みができません。
※上限値を超えると、Teamsやメールを含めあらゆるMicrosoft365サービスが利用不可となります。
今後のスケジュール
- 2025年3月 … OneDriveの容量拡張(有償)手続きのご案内 ※教員のみ
- 2025年3月~ … 制限値50GBを超過するまたは制限値に近づいている利用者への個別通知
- 2025年5月 … 制限実施
参考サイト
▶Microsoft 365 Education 全体のストレージ オファリングに対する変更
(変更について知る > ストレージ上限 をご参照ください。)